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2014年4月21日
「アゴの骨が薄い」と診断された患者様へ(増骨手術)
アゴの骨が少ない患者さんには増骨手術を提供しています。患者さんのアゴの状態により、さまざまな治療に対応いたします。
「アゴの骨が少なくなっているので、インプラントは打てない」
このように他院でインプラント治療を断られた方はいませんか?
歯周病やむし歯の悪化により、一度、歯を抜いてしまうと、アゴの骨への刺激が少なくなることや、入れ歯などによる圧迫により、アゴの骨が薄くなってしまうことがあります。
しかし、アゴの骨が薄くなった患者さんでもアゴの骨を補うことで、インプラント治療が可能となる場合があります。これらの手術は「増骨手術」とよばれ、患者さんのアゴの状態により、さまざまな治療を行います。
骨を増やす手術
●サイナスリフト
上アゴの骨が少ない場合に行う手術です。上アゴの奥歯の上方には「上顎洞」(サイナス)という空洞があります。この空洞に補填材(骨と同様の組成で最終的に自家骨に置き換わっていくもの)を填入することで、骨をつくっていきます。
●ソケットリフト
サイナスリフトと同じく、上アゴの骨が少ない場合に行う手術です。ソケットリフトは、4mm以上の骨の厚みがある場合に行われます。骨の厚みがそれ以下の場合は、サイナスリフトを行う場合が多いです。
●GBR
骨が不足している箇所に、特殊な膜を覆うことで骨を作るスペースを確保します。その中に、骨のもとになるもの素材を詰めていき、骨の再生を促します。
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